【マレーシア英語スピーチ全文は?】高市早苗首相、「化石燃料延命」批判とAZECの未来

【マレーシア英語スピーチ全文は?】高市早苗首相、「化石燃料延命」批判とAZECの未来 トレンド

2025年10月、高市早苗首相は就任後初となる対面での首脳外交の舞台として、マレーシアのクアラルンプールを訪問しました。この地で開催されたのは、ASEAN(東南アジア諸国連合)首脳会議、および第3回アジア・ゼロエミッション共同体(AZEC)首脳会合です。

高市首相は、当初日本語で用意されていた演説を自らの判断で英語に切り替えてスピーチを行い、強い外交姿勢を示しました。

本記事では、高市首相がマレーシアで実行した具体的な活動と、日本のエネルギー政策が現地のアジア市民団体から直面した「厳しい視線」について、詳しく解説します。

1. 対面外交デビュー:マレーシアでの主な行動と会談

高市首相は2025年10月26日にクアラルンプールで開催されたASEAN首脳会議に出席しました。この訪問は、帰国後すぐに予定されているトランプ大統領の来日を控えた「外交ウィークの本丸」への序章とも位置づけられています。

午前中は、マレーシア・クアラルンプールの宿泊先のホテル「インターコンチネンタル・クアラルンプール」で過ごされたようですね。

積極的な外交姿勢

会議場に入った高市首相は、各国首脳の座席を一人ずつ回り、笑顔で握手を交わしました。この積極的な姿勢は、日本の存在感を強くアピールするものとなりました。

個別会談の実施

ASEAN首脳会議に先立ち、高市首相は以下の行動や会談を行いました。

1. 現地日本人墓地での献花

2. フィリピンのマルコス大統領との会談。この会談について、高市首相は「とてもいい会談だった。経済的な協力だけでなく安全保障面での協力も確認し合えた」と述べています。

3. オーストラリア首相との個別会談も予定されていました。

2. 注目を集めた英語スピーチの内容と外交メッセージ

高市首相はASEAN首脳会議で、当初日本語で準備されていた演説を、自らの判断により英語に切り替えて披露しました。これは、神戸大学経営学部出身で、米国議会の政策スタッフ経験を持つ高市氏の実戦的英語力 を示すものとして、大きな注目を集めました。

スピーチの核心的なテーマ

スピーチの主な内容は、覇権的な動きを強める中国を念頭に置いたものであり、以下の外交方針を強調しました。

「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の推進と進化を日本外交の柱とする。

ASEANとの連携強化を外交の要とする。

• 共同声明には「法の支配に基づく国際秩序の重要性」を盛り込む見通しである。

英語スピーチの原文と翻訳(現時点で公開されている挨拶部分)

高市首相のASEAN首脳会議におけるFOIP推進に関するメインスピーチの完全な英語原文は、現時点では提供された情報源には含まれていません

しかし、ASEAN関連首脳会議における高市首相の開会の挨拶(日本語)は以下の通りに報じられています。

英語スピーチ全文

thank you Mr j first of all I would like to express my deep condolences to the passing of her majesty queen circuit of Thailand i would also like to express my sincere appreciation to prime minister and the government of Malaysia for their effort and warm welcome at the chair and my gratitude go to Prime Minister Wong of Singapore as well for his kind cooperation and the country coordinator for us and Japan i would also like to congratulate Prime Minister Gusman on Tim Rest’s official act accession to Asim uh it is an honor for me to meet you as leaders uh on my first foreign visit as prime minister of Japan japan and Asun have built a relationship as trusted partners with heartto-heart connections uh through longstanding cooperation in the wide range of areas japan advocates uh for free and open in the Pacific and consistently support the Asan outlook on the in the Pacific which should fundamental principles with PIP uh it is very gratifying uh to be able to adapt a joint statement with us readers today which affirm the synergy between FOIP and A ofP and confirm our will to promote further cooperation between Japan and ASU the next year marks the 10th anniversary uh since the prime minister a launched POP in 2016 we will use this opportunity to uh reposition FOIP as a pillar of Japanese diplomacy and evolve it in line with change in the times we would like to further strengthen our collaboration with AOIP to make Japan and Asan strong stronger and more prosperious so now uh so allow me to speak in Japanese and continue my statement for saving time

日本語訳

「タイのシリキット王妃陛下のご逝去に対し、心から哀悼の意を表します。また、マレーシアのアンワル首相ならびに政府の皆様には、ASEAN関連首脳会議へのご尽力と温かい歓迎に深く感謝申し上げます。シンガポールのウォン首相にも、ASEANと日本の国別調整国としてのご協力に心より感謝いたします。さらに、ティモール・レステのグスマン首相には、ASEAN正式加盟へのお祝いを申し上げます。日本の首相として初の外遊で、皆様とお会いできることを大変光栄に思います。日本とASEANは、長年にわたる幅広い分野での協力を通じて、信頼できるパートナーとしての関係を築いてまいりました。」

※高市氏の英語力は、即応性や伝達力に強みがあり、この会議での英語スピーチは「強いリーダーシップの印象を与えた」と評価されています。

3. AZEC首脳会合で直面した「化石燃料延命」への厳しい視線

マレーシアでのAZEC首脳会合において、高市首相はアジアの環境NGOや市民団体からの厳しい視線に直面しました。これは、日本政府が再生可能エネルギー支援よりも、化石燃料の延命策とされる水素、アンモニア、CO2回収・貯留(CCS)などの事業を推進する姿勢にあるためです。

高市政権下でもこの方針が変わらないこと、むしろ「露骨に推進される」懸念が高まっていると指摘されています。

市民団体からの緊急共同声明

現地では、36のアジア市民団体が、高市首相とASEAN諸国の首脳に対し共同声明を発表しました。彼らは、以下の措置を講じるよう強く求めました。

AZECを化石燃料と企業利権の延命手段ではなく、アジア地域のエネルギー移行を加速させる真のプラットフォームにする

LNG、アンモニア/水素混焼、バイオマス、CCSなどの化石燃料に基づく技術への支援を終了すること

公的資金を、地域社会に根ざした再エネおよびエネルギー効率化の拡大に振り向けること

ASEAN地域が日本企業が排出したCO2や、時代遅れの化石燃料の受け入れ先として利用されないようにすること

CCSをめぐる具体的な懸念

高市首相が出席する閣僚会合(17日)では、マレーシアと日本の関係機関との間で、CCS技術を含む7件の新たな覚書(MoU)が署名されました。特に、日本の経済産業省とマレーシア政府は、化石燃料排出継続を前提としたCCS技術に関する政府間の覚書に署名しています。

市民団体が懸念するのは、日本の電力会社が国内で処理できないCO2をマレーシアなどのアジアに持ち込み、CCSで処理しようとする計画です。国際NGOの調査では、日本政府がこれまでに投じた国費52億ドル(約7900億円)にもかかわらず、CCSの実証化は遠く、CO2の貯留量はわずか30万トンに過ぎないと指摘されています。

OCI(オイル・チェンジ・インターナショナル)の有馬牧子氏は、高市首相に対し、「化石燃料拡大のためのグリーンウォッシュ手段としてAZECを継続するか、それとも方針転換し、アジアにおける再エネの潜在性の高さを認識することで真のリーダーシップを示すかの選択だ」と明確な決断を迫っています。

まとめ:高市首相がマレーシアで残したもの

高市早苗首相のマレーシア訪問は、日本の首相としての対面外交デビューであり、英語スピーチへの切り替えや「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の推進を掲げることで、国際社会に日本の強いリーダーシップと安全保障へのコミットメントを示しました。

原稿読みとはいえ、英語はペラペラですね!

しかし同時に、日本が主導するAZECの枠組みが、アジアの市民社会からは「化石燃料依存を固定化し、再生可能エネルギーへの移行を遅らせる」として厳しく批判されている現実にも直面しました。

高市首相は、ASEAN諸国との安全保障・経済協力の強化を確認しつつ、今後、アジアの再エネ移行を加速させるという国際的な要請に対し、日本のエネルギー政策をどのように修正していくのか、その政治的意志が問われています。

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